グノーシスとゾハル / Xenosaga
ゾハルの光まどのゆき 30%
攻略本の解説では「グノーシスはある種の救いを求めてゾハルの光を目指す」とある。
ゾハルは起動レベルが一定以上に達すると発光し、これを作中ではゾハルの光と呼んでいる。起動レベルが上がるにつれ、つまり観測行為の規模が大きくなるにつれて輝きの度合いは増していくので、ゾハルが輝けば輝くほど、ゾハルから放たれる観測用波動も強くなる。これは上位領域から下位領域へのアクセスが、より積極的になるということでもある。
観測用波動は集合的無意識を観測するための波動だが、ゾハルが実数領域に存在しているため、波動は虚数領域だけでなく実数領域にも伝播する。この波動は実数領域において光という形態をとり、波動が強ければ強いほど光は強くなるので、ゾハルの輝きも強くなる。逆に観測の規模が小さければ観測用波動は微弱となり、光も弱々しいものとなる。
光の強さが人間による検出限界を下回ると、人々は「ゾハルが起動を停止した」と判断する。だが上位領域の監視者ウ・ドゥは常時ごく小規模の観測を行っているため、人間には分からなくても、ゾハルは常に光っている。そしてグノーシスは、ゾハルから継続的に放たれる微弱な光という実数領域側の観測用波動を感知して遊走する。また、虚数領域の最外殻に存在する散逸した意識は、虚数領域側の微弱な観測用波動を感知して実数領域へと逸脱していく。
ゾハルの光、つまり観測用波動を辿って移動するグノーシスにとって、ゾハルは単なる通過点に過ぎない。彼らが目指しているのは、観測用波動の発信源である。つまり、ゾハルという扉の先にある上位領域こそが、彼らの真の目的地なのである。
なぜ上位領域を目指すのか 90%
グノーシスは世界そのものを拒絶しているが、これは自分たちが今いる世界から逃げ出したいのだとも言い換えられる。今の世界は嫌だから、別の世界に行きたいのだ。
また作中では、孤独に対する恐怖がしきりと強調されている。グノーシスは徹底的に他者を拒んでいるが、それは非常に孤独な状態であり、そもそも現実が嫌で逃避するような、ある意味惰弱な意識(個人的には逃避は度を越さなければ正当な手段であると思う)であるグノーシスたちは、その孤独に耐えられない。つまり孤独であることすら拒絶するのだ。
他人と関わるのは恐いが、一人でいるのも怖い。この世界でその矛盾は解決できないが(自分が変われば解決できるが、逃避の一択だったためグノーシスになってしまった)(それに意識が散逸すると単純バカになってしまうので、変わるという選択肢すら持てなくなる)、別の世界でならば救われるだろう、グノーシスたちはそんな淡い期待を抱き、新世界を目指すのかもしれない*。
*攻略本等では「上位存在による宇宙崩壊のビジョンが絶対的な孤独を生む」とあるが、筆者は理解力不足でその理屈がよくわからなかったので、このような解釈となった。
グノーシスに知能はないとされているが、本能的にゾハルが上位領域という別の世界に繋がる扉であることを知っている可能性はある。それに強制的散逸由来グノーシスたちには、ゾハル≒上位領域を目指す明確な理由がある。
彼らにとってゾハルとは、自分たちに恐怖を与え、今の世界を拒絶させた監視者本人が入ってきた扉である。自分たちの力が決して及ばない上位世界の住人、言うなれば神のような存在に気付かされ、その神の造ったシステム(フェイルセイフ)が自分たちの宇宙を滅ぼす未来を知らされて、強制的散逸由来グノーシスは誕生した。それゆえに彼らは絶対的な神に対する畏れと、世界が消滅する恐怖を抱いている(詳細は後述)。
その恐怖から逃れるには、神に救ってもらうしかない。神を受け入れ、神に許しを請い、崩壊する世界を捨てて神の世界へと至れば、神による救いを得られるはずだ。彼らはそう思うがゆえに、巡礼者のように群を成し、神へと至る扉ゾハルを目指すのである。
ゴールとしてのゾハル 50%
ちなみにグノーシスたちがゾハルに到達するとどうなるか、というと、実はなにも起こらない。グノーシスに埋め尽くされた聖堂船内部でエミュレータは普通に鎮座していたし、Ep.3ラストの領域シフト時も、グノーシスたちはゾハルの周りをぶんぶん飛び回っていたものの、ゾハル特攻はしていなかった(ケイオス達を攻撃してただけ)。どうもグノーシスはゾハルを目指すだけ目指してその後のことは考えていないらしく、ゾハルのまわりをうろつくのが関の山のようだ。
実際、ゾハルは一方通行の扉のようなものなので、ゾハルに体当たりしても上位領域へと辿り着けるわけではない。それに上位領域側から見た場合、ゾハルへの特攻は下位領域から上位領域への積極的なアクセスであり、これは不法侵入に該当するため、シャットアウトされて終わりである。
作中ではEp.1冒頭でエミュレータに触れた回収担当者が一瞬で消失したが、あれは上位領域のセコムが働き、不法侵入者を瞬殺したのである。ゾハルやエミュレータに無機物が触れても消失はしないため、セコムが対応しているのは高度な精神活動を行う生命体のみと思われる。
もしかしたら観測用波動と接触した記憶を持つグノーシスはセコムの存在を知っており、それでゾハル特攻ができないのかもしれない。グノーシスが高度な精神活動を行う生命体かどうかはおいといて。
個人的にはスプリンター(大昔の小山ゆうの陸上競技漫画)の最終回みたいに「ゾハルに飛び込んだ瞬間光に包まれ歓喜の表情?を浮かべたまま消滅するグノーシス」なのが希望だったのだが。そういやスプリンターも、目指していたのは「神の領域」であった。
ゾハルの起動とグノーシスの走性 95%
ゾハルの起動レベルは、観測行為の規模によって変化する。その観測行為の規模は、監視者が下位領域から伝達された意志にどれだけ強い興味を持つかによって決定される。監視者の興味を惹けば惹くほど観測の規模は大きくなり、観測用波動も強力になる。逆に、ほとんど興味を惹かなければ、観測用波動も微弱なものとなる。
正規の観測プロセスにおいては、伝達される意志はアニマによって厳選され、上位領域に影響を与える可能性の高い意志のみが伝達される。だがウ・ドゥの場合、正規に伝達された意志の他に、下位領域に個人的に設置した端末を介して常時様々な意志を収集し、自分の好みに合った意志を手当たり次第に観測している。
そもそも観測端末を設置すること自体が「ウ・ドゥの興味を惹いている」状態であり、つまり下位領域はウ・ドゥによって、24時間年中無休で観測され続けているのだ(参考)。
参考にした記事を引用すれば、これはウ・ドゥがテレビをつけっぱなしにしながら見ていないのと同じ状況である。気になるCMが流れればテレビを見(通常レベルの観測行為)、好きなタレントが出てくればガン見する(大規模な観測行為)。ウ・ドゥがテレビを見ていないときはゾハルの起動レベルもごく低いものとなり、そこから放たれる観測用波動もきわめて微弱なものとなる。
グノーシスは観測用波動を頼りにゾハルを目指しているので、波動が微弱な場合は発信源を慎重に探りながらゆっくりと進む。だが観測行為の規模が大きければ観測用波動は強力になるので、空間跳躍という雑音の多い移動手段を使っても発信源を見失うことはない。
彼らはとにかく扉を抜けて新世界に行きたいと思っているので、ゾハルの超起動時には空間跳躍してまで駆けつけるのだ。
ゾハルエミュレータ 30%
ゾハルエミュレータは、本来アニマの器の固有波動を登録したゾハル起動補助装置であるが(つまり疑似アニマの器)、疑似ゾハルと言われるだけあって、これも扉の役割を果たす。エミュレータが事象変移を起こすのは、これを通じて観測が行われたことの証左である。
エミュレータから放たれる光とオリジナルが放つ光は、どちらも同じ上位領域からの観測に由来する観測用波動であるため、グノーシスには両者の区別がつかない。だから彼らはエミュレータにも群がるのである。
ゾハルを目指さないグノーシス 98%
強制的散逸由来グノーシスに対し、自発的散逸由来グノーシスは、自ら集合的無意識の特性に気付き、その特性に恐怖して散逸した意識たちとその子孫である。彼らの誕生にゾハルやウ・ドゥは関わっていないため、ゾハルが別世界への扉であることを本能的に知っていたり、神による救済を求めているといった解釈は説得力にやや欠ける。
それ以前に、自発的散逸由来グノーシスは、そもそもゾハルを目指していないという見方もできる。Ep.1冒頭でエルザを襲ったグノーシスのように、ゲーム中にはゾハルを目指さずその場にとどまるグノーシスも登場するからだ。
移動マップ内や仮想空間に出現するグノーシスも、考えようによってはゾハルを目指さずその場にとどまっているグノーシスといえる。しかも仮想空間に出現するグノーシスは、ゾハルの介在なしに実数領域へと逸脱できる。
数十〜数百億(たぶん)と存在するグノーシスのうち、その数は僅かであるが、大規模な観測行為(事象変移)で生じた強制的散逸由来グノーシスの方が圧倒的に多いことを考えると、その可能性は高いと思われる。
「嫌がっている。あのグノーシスたちは、一つになることを拒絶しています。ううん、怖がっている」(Ep.3ラストM.O.M.O.の台詞)
おそらく拒絶しているのは、ウ・ドゥの恐怖に晒されたことのない自発的散逸由来グノーシスと、その子孫たちのことだろう。彼らの第一世代は、元々他者との接触を徹底的に拒んだ結果意識が散逸した者たちであり、ひとつになることを怖がるのは当然である。
彼らに神の国を目指す理由=ネピリム達の前で輝くゾハルを目指す理由はない。またロストエルサレムという狭い世界に超過密状態で強制移住させられる(あるいは一度は逃げ出した集合的無意識に強制的に合一させられる)など、彼らにとってはなんとしてでも避けたい事態だった。それゆえ彼らは、アニムスによる強制的な収束を全力で拒絶したのである。だが約6000年ぶりに起動したアニムスは、そうした意識の一部をも力でねじ伏せて収束させた。
ちなみにこの時点でツァラトゥストラは破壊されているため、この装置が持つ「強制的散逸由来グノーシス収集機能」は働いていない。グノーシスを集めているのは逆位相にされたアニマの「収束の力」と、アニムスが持つ「収束の力」である。
宇宙の崩壊 / Xenosaga
概要 5%
集合的無意識は、意識のリサイクルが正常に保たれることで成り立っている。しかし散逸する意識が増えると、集合的無意識を構成する意識は徐々に減っていく。逸脱する意識が一定の割合を超えると、集合的無意識は意識同士の結合力、つまり縁を失い、四散・崩壊してしまう。
集合的無意識の崩壊は、虚数領域の崩壊である。そして虚数領域の崩壊は、表裏一体で結びついている実数領域の崩壊に直結する。すなわち次元宇宙の崩壊である。
次元宇宙の崩壊は宇宙集合体に影響を及ぼすので、崩壊を防ぐためのシステムとして、この4次元宇宙にはアニマとアニムス、宇宙保護システムの三つが創造時から備えられている。
次元宇宙の老衰死と事故死 5%
次元宇宙誕生から時間が経過すると共に、そこに発生した知的生命体の数は、絶滅でもしないかぎり徐々に増えていく。それは時間の経過と共に散逸する意識、つまり自発的散逸グノーシス(第一世代)が増え、集合的無意識を構成する意識が減っていくということでもある。つまり人間という知的生命体が誕生したこの宇宙は、いずれ集合的無意識の崩壊を来し、宇宙そのものの崩壊を迎える運命にある。これは次元宇宙の自然死、言うなれば老衰死である。
これに対し、大規模な事象変異が発生し、散逸する意識、つまり強制的散逸由来グノーシス(すべての世代)が一気に増えることで、集合的無意識が崩壊する場合もある。大規模な事象変移は大規模な観測行為により発生し、その大規模な観測行為の原因となるのは、下位領域宇宙の重大なトラブルである。これは次元宇宙の事故死と言える。
だが死因がなんであろうが、宇宙集合体からすれば「崩壊」であることに変わりはない。崩壊を迎えた次元宇宙は「消去」の対象となるのである(参考)。
アニマとアニムスおよび宇宙保護システム / Xenosaga
概要 5%
自然死だろうが事故死だろうが、どちらも次元宇宙が崩壊するのは同じである。次元宇宙の崩壊は宇宙集合体に悪影響を及ぼすので、これを回避するために、次元宇宙には誕生時からあらかじめ、様々なシステムが組み込まれている。
物語の舞台である四次元宇宙には、ゾハル、アニマ、アニムス、宇宙保護システムの四つが備わっている。このうちゾハル、アニマ、アニムスは上位領域側から下位領域を監視・管理するために用いられるので、三者を「下位領域管理システム」というひとつのシステムと見做すこともできる。
ゾハル以外は定まった形を持たない、意識に似た形状を持つ。
ゾハル 5%
ゾハルは上位領域と下位領域を結ぶ扉のようなものなので、逆流防止弁付き(つまり一方通行)のトンネルおよびアニマとアニムスからの伝達受信装置以外の機能を持たない。この扉は次元宇宙の崩壊を避けるための様々なシステムに利用されるが、ゾハルそのものがなにかしらの調整を行うことはない。
アニマ 5%
アニマについてはゾハルの項でも述べたが、基本は自律エラー報告システムである。だが規模の大きなトラブルが発生したり、意識の散逸が限界に達し集合的無意識の崩壊が決定的になった場合は、アニマ自ら上位領域に崩壊確定のサインを送り、上位領域からの指示に従って自分ごと次元宇宙を消去する。
またこれとは別に、様々な事象を散逸させる機能も併せ持つ。攻略本等ではこれを「混沌へと溶かし込む力」と表現している。
アニムス 30%
アニムスについても、ゾハルおよび下位領域の監視と管理の項で述べた。
アニムスとは、とにかく次元宇宙の崩壊を回避するためのシステムであると同時に、とにかく様々なものを調節、コントロールするシステムである。そのため攻略本等ではアニムスを「力を秩序立てる力」と表現している。
通常は上位領域からの観測行為を調節して意識の散逸を極力抑制し、次元宇宙の崩壊を遅延させることで崩壊を回避する。だが次元宇宙の崩壊が確定した場合はアニマの力の調節を行い、次元宇宙の消去を補佐することで崩壊を回避する。またこれとは別に、全ての事象を収束させる機能も併せ持つ。
宇宙保護システム 5%
宇宙保護システムは、アニマやアニムスとは根本から異なり、宇宙集合体ではなく、次元宇宙のためだけに存在するシステムである。次元宇宙の崩壊・消去を回避することを唯一絶対の目的としており、作中ではアニマやアニムスのみならず、上位領域の監視者をも利用して、次元宇宙を守ろうとした。
アニマもアニムスも初めのうちは上位領域の存在に気付いておらず、自分の力がどこでどう利用されるかも理解しないまま機能していたのとは対照的に、下位領域内で唯一、宇宙集合体の構造と特性を最初から理解しており、それらを踏まえて永劫回帰という方法を考案した。永劫回帰とは、宇宙集合体に影響を与えることなく次元宇宙の崩壊と消去を回避できるという、画期的な手段である。
システムの由来と動態 5%
アニマとアニムス、および宇宙保護システムは、宇宙誕生と同時に集合的無意識から発生した特殊な意識である。つまり上位領域の創造者が、下位領域宇宙を「宇宙集合体を守るためのシステムが集合的無意識から自動で生成されるよう」な形に創ったということである(アニムスはアニマより生まれたと書かれた攻略本もある)。
彼らは意識であると同時にシステムでもあり、特別な能力と力を有した意識なので、厳密には意識ではないともいえる。その特殊性ゆえに、これらの意識は決して実数領域の物体と対応することはない。つまり彼らは純粋に虚数領域の存在である。
三者の動態はそれぞれが生来持つシステムのみに依存しており、上位領域の干渉を受けることなく自律的に行動する。システムの一部には上位領域からの指示に従い行動するよう設定されたものもあるが、システムに準拠した行動であることに変わりはない。
実数領域におけるアニマとアニムス、および宇宙保護システム 30%
彼らは集合的無意識に漂う意識のみの存在だが、この意識を実数領域側の人間が「なんか妙な気配があるぞ」と気付き、「この気配は俺たちと同じ人間のものだろう」と考えた瞬間に、ケイオスとマリア、ヴィルヘルムという存在が「人間として」実数領域に顕現した。もし気付いた人間がハムスター(シリア砂漠原産)だと思ったら、彼らはハムスターとして実数領域に顕現した。つまり、人間の受け取り方次第で彼らの姿は変化する。「人間によって定義付けられる」とはこういうことである。もしかしたら作中の世界にも、彼らをハムスターとして認識している人間がいるかもしれない。
三者は作中で人の姿をとり、それぞれ「ケイオス」「マリア」「ヴィルヘルム」として登場する。作中で彼らは人間と同じ容姿を持ち、人間と同じ感情=意識を持っている。だがもともと人間ではなく、意識が人間の姿を取っているだけなので、肉体を持たない、言うなれば虚像のような存在である。
彼らの本体は虚数領域の意識である。ちなみに、人間や植物といった実数領域の存在は、実数領域に出現した物質に対して虚数領域から意識が供給されたものなので、本体は実数領域の物質である。
虚数領域の意識が本体、つまり肉体を持たない意識のみの存在という例は他にも存在し、テスタメントやネピリムがこれに当たる。
肉体を持たない彼ら(アニマやテスタメント等)の外見は、人間等の知的生命体による定義付けに左右される。たとえば周囲の人間が「ケイオスは人間なのだからあれだけの攻撃を受ければ血が出るだろう」と思えば人々の目にはケイオスが血を流しているように映るし(実際は肉体がないので傷付いてはいない)、「人間なのだからレントゲン写真を撮れば骨が写るはずだ」と思えばレントゲン写真に骨が写るのである(実際は肉体がないので骨もない)。
実数領域で見た目がいくら変わろうと、虚数領域にある彼らの本体は変化しない。またアニマ=ケイオスや古代ロストエルサレム時代のアニムスは、敢えて人前で「人間らしく」振る舞っていたので、周囲の人々は彼らを「不思議な力のある人間」だと思っていた。
だが人の目がないところではかなりやりたい放題である。宇宙空間に防護服なしで佇む、移動手段のない高い塔のてっぺんで会話する(ケイオスとネピリム)といった、実数領域の物理法則を無視した行動が散見される。
これは虚数領域側の存在であるがゆえに持ち合わせている能力=物質の虚数領域側の意識に直接働き掛け、実数領域の物質を自在に操るという、テスタメントと同様の能力による。
ちなみにテスタメントは取り繕うということを一切せず、人目があるところでもやりたい放題なので、誰が見ても明らかに人間じゃないとすぐにわかる。